信州大学医学部附属病院が新型コロナの検査報告に「RPA」導入 その効果とは?医療ITニュースフラッシュ

佐賀県の嬉野医療センターがNutanixのHCI製品を導入した事例や、新型コロナウイルス感染症の検査報告業務にUiPathのRPA製品を導入した信州大学医学部附属病院の事例など、医療ITの主要ニュースを紹介する。

2021年02月28日 05時00分 公開
[上田 奈々絵TechTargetジャパン]

 「RPA」(ロボティクスプロセスオートメーション)を始めとする自動化技術は、医療現場で発生する業務の効率化にどう役立つのだろうか。信州大学医学部附属病院のRPA製品導入事例や、診療内容を録音してリアルタイムでテキスト化する新サービスなど、医療ITに関する主要なニュースを6本紹介する。

佐賀県の嬉野医療センター、電子カルテ用のインフラにNutanixのHCIを採用

 独立行政法人の国立病院機構が運営する医療機関である同センターが、NutanixのHCI(ハイパーコンバージドインフラ)構築用ソフトウェア「Nutanix Enterprise Cloud OS」を導入した。採用に当たって電子カルテのレスポンスや信頼性を効果的に改善できる点やサーバ群をコンパクトに集約できる点、新規サーバが追加しやすい点などを評価した。移行後は電子カルテのレスポンスが向上し、画面の切り替え時間が短くなったという。サーバの設置スペースが4ラックから1ラック以下となり、サーバやサーバルームに関する空調の電気料金とスペースの削減にもつながった。(発表:ネットワールド<2021年1月7日>)

信州大学医学部附属病院が新型コロナ検査報告にUiPathのRPAを導入 効率化の程は?

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