「MDM」(マスターデータ管理)の価値をあらためて見直す動きが、保険会社の間で広がりつつある。保険会社はMDMに何を期待しているのか。導入成功のためには何をすればよいのか。
マスターデータは中央データベースに格納すべきだろうか、それとも分散データベース(データサイロ)にすべきだろうか。──エキスパートが問題へのアプローチ方法を解説する。
顧客・製品・口座などのマスターデータを、SOA環境で管理するソフトウェア「IBM Master Data Management Server」を発表
マスタデータ管理(MDM)とは、複数のシステムで共有する重要なデータを統一的に記述・表現するための戦略と技術を組み合わせたもの。包括的な戦略を通じて異なるグループの情報を一元化する必要のある今日の企業に欠かせないツールだ。
マスタデータ管理(MDM)とは、異なるシステムに散在するマスタデータを統合し、管理する手法。MDMの予算を獲得するには、ビジネス部門にMDM構想の必要性を認めさせる必要がある。そのための手順を紹介しよう。