老舗みそメーカーのマルコメがクラウドサービス型の経費精算システムを導入した。会社全体で毎月の申請にかかる作業時間を約100時間削減できる見込みだ。どのような課題を解決できたのか。
電子カルテを導入する医療機関が拡大する中、東京都立広尾病院は病院内のあらゆる情報を収集し、有効に利用するための情報管理システムの構築に取り組んでいる。
経理部門でもDX化が進んでいる。大成建設は経費精算業務の工数削減と生産性向上を目的に、新たなシステムへの移行に踏み切った。しかし、建設業ならではの要求事項があり、サービスの選定は難航したという。
電子帳簿保存法改正やインボイス制度の施行、働き方改革の推進などを受けて、バックオフィスのDXが急務となっている。中小企業が、紙の書類を扱った手作業のバックオフィスをデジタル化するには、どのようなプロセスで進めればよいのか。
2022年1月に改正電子帳簿保存法が施行されたが、一部の規定は宥恕(ゆうじょ)措置が設けられた。この期間にDXを見据えて紙業務の電子化を進めるコツを、国税庁で電子帳簿保存法の専門官を務めた人物が解説した。