会社情報の流出は考えただけでゾッとする。セキュリティ担当者はこれまでもずっと、電子メール、IMといったインターネット経由の情報漏えいに対処を強いられてきた。しかしモバイル技術が普及した今、偶発的にしろ悪意にしろ、情報漏えいはこれまで以上に発生しやすくなっている。
動的/静的データが会社からこっそり持ち出されるのを防ぐ市販のツールは多数あるが、一番いいのは検出エンジンやデータブロッカーといった防御/検出の手段を組み合わせたものだ。
しかし何よりも前に、守りたいデータの種類とリスクの程度を把握しておくことが大切だ。自分の組織のITセキュリティ基準に沿って、会社の全データについて等級を作成し、分類しておく必要がある。データの種類は紛失や漏えいのリスクに応じて低から高までのレベルにランク分けできる。
高リスクのデータとして以下のような例が挙げられる。
どのデータを守るべきかを決め、リスクのレベルを等級分けして文書化したら、どのツールが自社のニーズに最適かを調べる作業にかかろう。
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