迅速な意思決定を支援するBIの検索/分析スピードを高速化
日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)とSAPジャパンは6月19日、BI(Business Intelligence)の検索/分析スピードを高速化する「SAP NetWeaver BI Accelerator powered by HP」を発表した。本製品は6月20日より日本HPから出荷を開始する。
本製品は、ブレードサーバ「HP ProLiant BL460c」とSANストレージ「HP StorageWorks 4000 Enterprise Virtual Array」に、BIの処理スピードを高速化する「SAP NetWeaver BI Accelerator」をあらかじめインストールし、最適化された設定で提供するアプライアンス製品である。
すでにSAPのBI製品「SAP NetWeaver BI」を導入している企業では、SAP NetWeaver BI Acceleratorを利用することで20~200倍程度の処理速度の向上を実現。また、ハードウェア資源や運用管理コストを削減することで、大幅なTCOの削減にも貢献しているという。BIの新規導入を検討している企業に対しては、SAP NetWeaver BI Acceleratorをプリインストールし、最適化して提供することで設置後の設定が簡素化され、効率の良い高速BI環境を構築できるとしている。
両社は、今後も今まで以上に協業関係を強化していくことで、企業の継続的な事業プロセスの変化を可能にする柔軟なBI基盤の構築を支援していく。
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