サイベース、「Sybase Replication Server」の新バージョンを発売NEWS

RDBMS「Sybase Adaptive Server Enterprise 15」に対応したほか、管理機能強化、パフォーマンス向上、セキュリティ向上などの機能強化

2007年09月19日 19時52分 公開
[TechTarget]

 サイベースは9月19日、「Sybase Replication Server 15」を同日より出荷開始したと発表した。本製品は、データベース間のデータ移動を管理し、基幹業務データの可用性を高めるためのミドルウェア。企業内に分散されたデータの中から必要な部分だけを効率よくコピーし、全社的な情報共有を実現するほか、障害対策ソリューションとしてリカバリサイトへのデータレプリケーションの役割も果たす。価格は1CPU(CPUコア)で487万4000円から。

 新バージョンでは、エンタープライズ級のリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)「Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)15」に対応し、管理機能の強化、パフォーマンス、セキュリティが向上されているという。ASE 15の新機能である計算カラム、暗号化カラム、パーティションテーブルの複写に対応したほか、設定パラメータの動的変更が可能になり、リブートの頻度を減らすことができるという。また、動的SQLのサポートにより、SQL全体ではなくパラメータのみを転送することも可能となっている。

関連ホワイトペーパー

運用管理 | データベース | RDBMS


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news083.jpg

FacebookやXなど主要SNSで進む「外部リンク制限」の実態 唯一の例外は?
ソーシャルメディアはかつてWebサイトへの重要な流入経路であった。しかし、最近は各プラ...

news079.jpg

生成AIとAR/VRで失った個性を取り戻す――2025年のSNS大予測(Instagram編)
万能だが特徴のはっきりしない「何でも屋」と化したInstagram。2025年の進化の方向性を予...

news128.jpg

「AIネイティブ世代」の誕生 10代のAI活用度合いは?
博報堂DYホールディングスのHuman-Centered AI Instituteは、AIに対する現状の生活者意識...