「IBM Systems Director Active Energy Manager」により、データセンターにおける設備投資やエネルギー予算の見積もりと計画を長期的視野で最適化
日本アイ・ビー・エムは11月29日、データセンターにおけるエネルギー使用の効率化を支援する管理ソフトウェアの最新版「IBM Systems Director Active Energy Manager(AEM)」を発表した。
本製品は、従来x86サーバ「IBM System x」を中心に提供してきた電力管理ソフトウェア「PowerExecutives」の機能を拡張し、ほかのプラットフォームへ対応を拡大したもの。さまざまなプラットフォームを横断的に仮想化技術で運用、管理するソフトウェア「IBM Systems Director」ファミリーの追加機能として提供される。
オートノミック(自律)機能を利用してデータセンターのエネルギー消費を追跡し、電力使用量の監視と効率性向上、コスト削減を支援する。データセンター内のサーバやストレージが実際に使用した電力量そのものを把握することが可能で、管理者はデータセンターにおける設備投資やエネルギー予算の見積もりと計画を長期的視野で最適化できるという。また、システムの電力使用量と個々のシステムが吸入・排出する空気の温度を監視してレポートする「Power Trending機能/Thermal Trending機能」を搭載。さらに、需要の変化に応じた使用電力の管理を行う「Power Savingモード」と、システムごとの最大使用電力を設定する「Power Capping機能」を併用することでエネルギー使用効率が向上し、システムの電力消費量を最大30%節減できるとしている。
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