クライアントアプリケーションから複数DBサーバへの接続の自動切り替えが可能になったほか、ユーザーポリシーに沿ったアプリケーション作成を実現する。
サイベースは2月12日、障害対策システムにおける接続用ソフトウェア「Sybase OpenSwitch 15.1」を発表した。2月14日より出荷を開始する。
Sybase OpenSwitch 15.1は、クライアントアプリケーションとデータベースサーバとの間に配備し、クライアントから2台以上のデータベースサーバへの接続自動切り替え、転送が可能なソフトウェア。同社のRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)「Sybase Adaptive Server Enterprise(ASE)」を複数導入し、データベース間のデータ移動を管理するミドルウェア「Sybase Replication Server」を利用して障害対策を行っているシステムや、耐障害ソフトウェア「Mirror Activator」および「ディザスタ・リカバリ・パッケージ」を採用しているシステムなどにおいて、障害発生時のクライアントからの透過的なデータベース接続を提供するとしている。
Sybase Replication ServerやMirror Activatorとの連携により、セカンダリサーバへの接続切り替えを行うAPI「コーディネーション・モジュール」と「プログラミング・テンプレート」が提供され、ユーザーのポリシーに沿ったデータベースアプリケーションを作成できる。また、大量のクライアントに複数のサーバが対応する状況を想定し、各サーバに均等にクライアント接続を配分するロードバランサとしても利用可能。価格は、1CPU当たり233万9000円(税抜き)。
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