SOA基盤構築に必要な3つの機能をアプリケーションサーバとともに一括提供する、オープンソースSOAミドルウェア群を発売。同時にJBossソフトウェア検証センターを設置する。
レッドハットは2月28日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)による業務システム構築のためのオープンソースミドルウェア「JBoss Enterprise SOA Platform」を発表した。
本製品は、これまで一般に別々のミドルウェア製品として提供されてきた、SOA基盤構築に必要な3つの機能「エンタープライズサービスバス(ESB)」「ビジネスプロセスマネジメント(BPM)」「ビジネスルールの管理と実行(Rule)」をアプリケーションサーバとともに一括提供する、統合オープンソースSOAプラットフォーム製品。
具体的には、各SOAコンポーネントの連携を図る共通のインタフェースとなるESB(Enterprise Service Bus)機能「JBoss ESB」、ビジネスプロセスの最適化とワークフローを提供するBPM(Business Process Management)機能「JBoss jBPM」、ユーザー固有のビジネスルールの定義と管理を行うRule機能「JBoss Rules」、それらの基盤となるアプリケーションサーバ「JBoss Enterprise Application Platform」から構成される。
3月上旬より出荷開始予定で、ライセンスは無償。テクニカルサポート・製品アップグレード・修正プログラムの提供を含む年間のサブスクリプション価格は210万6000円(税抜き)からとなる。
また、2月28日付けで「JBossソリューション センター」を設置し、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)各社に対しSOAをはじめとするJBoss製品上でのソフトウェア動作検証環境を提供する。さらに、20人規模に増強したJBoss担当チームを「JBoss事業推進本部」に拡大し、社長直轄組織として3月1日付けで発足。SOA導入を含むオープンソースベースの企業システム構築に対する取り組みをさらに強化していく。
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