2006年10月16日 14時16分 公開
特集/連載

SOAのライフサイクルはソフトウェア開発とは違うColumn

かつてサンでJavaエバンジェリストを務めたインフラビオ副社長、ミコ・マツムラ氏は、SOAのライフサイクルを3つの期間に分割している。

[Rich Seeley,TechTarget]

 Webサービス管理ソフトウェアベンダー、米インフラビオの技術標準担当副社長ミコ・マツムラ氏によれば、SOA(サービス指向アーキテクチャ)のライフサイクルと、ITやソフトウェア開発に関して従来いわれているライフサイクルとでは、意味合いが異なる。

 ライフサイクルという言葉の意味するところが違うがために、SOAに関する議論の際に混乱が生じることもあり、特に、マツムラ氏の関心領域である「ポリシー」と「ガバナンス」の分野においては、なおさらそうだという。もっとも、これは単に言葉の定義をめぐる問題に留まらない。同氏によれば、SOAのより大きなライフサイクルの中でポリシーのライフサイクルにも注意を払うようにすれば、ビジネスに競争上の優勢がもたらされるはずという。

 マツムラ氏はこうしたポイントを明確にすべく、SOAライフサイクルガバナンスに関する50ページに及ぶホワイトペーパーを作成した。このホワイトペーパーは現在、インフラビオのリソースセンターで提供されている。

 マツムラ氏はSOAのライフサイクルを論じる上で、そのライフサイクルを次の3つの期間に分割している。

  • 設計期間:各種サービスを1つにまとめて、ビジネスアプリケーションを構成する
  • 実行期間:SOAの実装が始まり、事業活動も開始する
  • 変更期間:SOAのアジリティを発揮させるために、ビジネス要件の変化に伴い、不可避な変更を施す

 だがマツムラ氏によれば、このSOAライフサイクルは、開発者が従来、「ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)」という言葉で語ってきたものとは、ほとんどあるいはまったく共通点はない。

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

コロナ禍で「たすけあいの意識」が高まったと回答した人が66.9%――こくみん共済 coop調査
コロナ禍の意外な効用? 人と人との「たすけあい」の気持ちが強くなっているという調査...

news056.jpg

企業コミュニケーションの「ニューノーマル」を語ろう
マーケティングやPRの従事者は今、かつてない難問を突きつけられている。「3密」回避など...

news051.jpg

ミレニアル世代・Z世代の離職意向が低下、コロナ禍を機に精神的健康も改善――Deloitte調査
世界各国のミレニアル・Z世代約2万7500人を対象にした年次調査。今回は新型コロナウイル...