世の中には数々のプログラミング言語が存在する。それらに対して「どのプログラミング言語も同じだ」と主張する人がいるが、実際はそうではない。プログラミング言語は何が違うのかを分類に沿って解説する。
ソフトウェア開発にはさまざまな手法が存在し、その違いが議論の対象になることがある。議論を必要以上に複雑にしかねないのが、誤解に基づく“神話”の存在だ。ソフトウェア開発業界にある10個の神話のうち、7つ目を取り上げる。今回はエンジニアが日常的に使う、プログラミング言語に関する神話だ。
全てのプログラミング言語は、
といった3つの機能を備える。こうした基本的な部分は共通しているものの、プログラミング言語にはさまざまな種類がある。
プログラミング言語は幾つかの観点で分類できる。主な分類は以下の通りだ。
エンジニアはソーシャルメディアで、どのプログラミング言語がベストなのか、なぜベストなのか、といった議論を常に交わしている。もし全てのプログラミング言語が同じであれば、このような論争はすぐに収まるはずだ。だがそうではない。「全てのプログラミング言語が同じだ」という神話に、彼らは激怒している。
第5回は、8つ目の神話を紹介する。
記事掲載当初、本文で高水準言語と低水準言語の説明が逆になっていました。おわびして訂正します。本文は修正済みです。
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