2008年04月10日 08時00分 公開
特集/連載

定時フルスキャンで思わぬ影響が仮想環境におけるウイルス対策の注意点

処理がローカルで実行される物理システムでは一斉にフルスキャンが行われても大きな問題にはならないが、仮想環境の場合は、不要な仮想マシン移動やパフォーマンスアラートが発生する恐れがある。

[Rick Vanover,TechTarget]

 筆者の会社では、汎用性の高いサーバシステムのP2V(Physical to Virtual)移行を進めており、かなり成功している。だが、環境の拡大に伴って仮想システムとウイルス対策管理システムにかかわる問題が発生してしまった。本稿ではこの問題を説明し、皆さんが同様の状況を回避できるようにその解決策を紹介する。

 ほとんどのサーバシステムでは、物理システムか仮想システムかにかかわらず集中管理型のウイルス対策パッケージを運用するのが得策だ。この運用にはウイルス定義の定期的な更新、ウイルス対策エンジンの更新、除外ポリシーの適用、定時フルスキャンなどが含まれる。

 われわれを悩ませることになったのは定時フルスキャンだ。以前から、物理サーバと仮想サーバのローカルファイルシステムのフルスキャンを業務時間外に定期的に行っていた。しかし、仮想環境の利用が増えたことで、この作業で問題が起きてしまった。

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