発売後初のメジャーバージョンアップとなる「TP InstantBoot Version2.0」を発売。スナップショットイメージ圧縮や高速シリアル転送、デバッグツールによるシステムイメージ採取・復元などをサポートした
トライピークスは4月10日、組み込みLinux搭載製品の起動時間短縮ソリューション「TP InstantBoot」の最新版「TP InstantBoot Version2.0」を発売した。
TP InstantBootは、Linuxカーネルやアプリケーションに修正をほとんど加えることなく、システムのメモリ状態やCPUのレジスタ状態をシステムイメージとして採取し、ユーティリティで圧縮変換してフラッシュROMなどのストレージデバイスにスナップショットイメージとして保存するもの。機器の電源投入時に保存したスナップショットイメージからシステムを復元することで、Linuxカーネルやアプリケーションのロードおよび初期化時間を短縮し、システム全体の起動時間を短縮する。
最新版は、TP InstantBoot 1.0が2006年5月に発表されて以来の初のメジャーバージョンアップとなる。新機能として、スナップショットイメージ圧縮をサポートしたことにより、スナップショットイメージのサイズを従来比で約30%削減したという。また、システムイメージ採取時のシリアル転送の符号化アルゴリズムを見直し高速化したことで、採取にかかる時間を従来比で約3分の1に低減。このほか、ハードウェアデバッグツール「JTAG-ICE」によるシステムイメージ採取および復元もサポートしている。
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