住友電工情報システム(SEI)の企業内検索ソフトに情報漏えい防止機能を追加した「HG/QuickSolution Portal セキュリティオプション」の販売を開始。印刷防止・持ち出し制限機能などにより検索結果からの情報漏えいを防ぐ。
ハイパーギアは5月27日、住友電工情報システム(SEI)の企業内検索ソフト「QuickSolution Portal」に情報漏えい防止機能を追加したセキュリティ製品「HG/QuickSolution Portal セキュリティオプション」の販売を開始した。
HG/QuickSolution Portal セキュリティオプションは、ハイパーギアの情報漏えい防止システム「HG/WEB Defender」と、常時暗号化を実現するDRM(デジタル著作権管理)ファイル暗号化システム「HG/PscanSECURE」の技術を利用しており、QuickSolution Portalのログイン管理やアクセス制御だけでは解決できない情報漏えいの危険性を軽減するという。
Webブラウザの印刷メニューや右クリックメニューなどを制御して、検索結果画面や検索詳細画面の印刷を防止できるとともに、PrintScreenキーの操作や画面キャプチャーソフトの実行を自動検出することで画面イメージの保存を禁止し、印刷などによる機密情報の2次流出を防止する。
また、検索結果から得られた文書の持ち出し制限に関しては、PDF1.7以降の機能により標準のPDFビューアソフトだけで編集/コピー/印刷の制限を行える「PDFプロテクト」、DRM暗号化によりWordやExcelなどのOffice文書をPDFに変換することなく、編集、コピー、印刷、持ち出し制限、閲覧期間設定、画面キャプチャー禁止などが可能になる「DRMプロテクト」といった機能を提供する。
価格は、PDF/DRMプロテクトの選択が可能な「標準版」が105万円(税込み、50クライアントライセンス付き)、PDFプロテクトのみを行える「Lite版」が52万5000円(税込み、クライアントライセンスは不要)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
従来型境界防御が限界を迎え、企業は新たなサイバーセキュリティの課題に直面している。今日の高度な脅威に対抗するためのセキュリティアプローチとして、ZTNA、EDR、XDRの統合による包括的保護の実現方法について解説する。
「AIエージェント」をはじめとする人工知能(AI)技術を、脅威の検出や分析に利用する動きが広がりつつある。AI技術がセキュリティ分野にもたらす可能性と、その効果を最大限引き出すために留意すべき課題について整理する。
セキュリティ運用の複雑化を防ぐために、乱立するセキュリティツールの統合に取り組む企業が増えている。しかし、ただ統合するだけでは必ずしも問題の解決にはつながらない。“賢い統合”を実現するためのポイントとは。
SIEMとSOARは、企業のセキュリティ運用を支える中核的なツールだ。両ツールの目的や機能、メリットは大きく異なるが、十分に理解している人は少ない。それぞれの特徴を整理し、自社に最適な選び方を分かりやすく解説する。
「EDR」と「SIEM」はどちらも企業のセキュリティを強化するための重要なツールだが、それぞれ担う役割や得られるメリットは大きく異なる。両者の違いや併用の可能性について触れつつ、最適なセキュリティ体制を構築するヒントを探る。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...