ハイパーギア、検索結果からの情報漏えいを防ぐ機能をSEI製企業内検索ソフトに追加NEWS

住友電工情報システム(SEI)の企業内検索ソフトに情報漏えい防止機能を追加した「HG/QuickSolution Portal セキュリティオプション」の販売を開始。印刷防止・持ち出し制限機能などにより検索結果からの情報漏えいを防ぐ。

2008年05月27日 18時40分 公開
[TechTargetジャパン]

 ハイパーギアは5月27日、住友電工情報システム(SEI)の企業内検索ソフト「QuickSolution Portal」に情報漏えい防止機能を追加したセキュリティ製品「HG/QuickSolution Portal セキュリティオプション」の販売を開始した。

 HG/QuickSolution Portal セキュリティオプションは、ハイパーギアの情報漏えい防止システム「HG/WEB Defender」と、常時暗号化を実現するDRM(デジタル著作権管理)ファイル暗号化システム「HG/PscanSECURE」の技術を利用しており、QuickSolution Portalのログイン管理やアクセス制御だけでは解決できない情報漏えいの危険性を軽減するという。

 Webブラウザの印刷メニューや右クリックメニューなどを制御して、検索結果画面や検索詳細画面の印刷を防止できるとともに、PrintScreenキーの操作や画面キャプチャーソフトの実行を自動検出することで画面イメージの保存を禁止し、印刷などによる機密情報の2次流出を防止する。

 また、検索結果から得られた文書の持ち出し制限に関しては、PDF1.7以降の機能により標準のPDFビューアソフトだけで編集/コピー/印刷の制限を行える「PDFプロテクト」、DRM暗号化によりWordやExcelなどのOffice文書をPDFに変換することなく、編集、コピー、印刷、持ち出し制限、閲覧期間設定、画面キャプチャー禁止などが可能になる「DRMプロテクト」といった機能を提供する。

 価格は、PDF/DRMプロテクトの選択が可能な「標準版」が105万円(税込み、50クライアントライセンス付き)、PDFプロテクトのみを行える「Lite版」が52万5000円(税込み、クライアントライセンスは不要)。

関連ホワイトペーパー

検索 | 情報漏洩 | 暗号化 | エンタープライズサーチ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news170.jpg

AIの進化が加速する「プラットフォームビジネス」とは?
マーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新たな成長戦略...

news029.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年12月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news166.png

2024年の消費者購買行動変化 「日本酒」に注目してみると……
2023年と比較して2024年の消費者の購買行動にはどのような変化があったのか。カタリナマ...