モデリングに必要な基本的な機能を備えた「JUDE」の新バージョンが2008年6月末にリリースされた。実際に追加された機能を試してみた。
かつてUML(Unified Modeling Language)モデリングツールであった「JUDE」は、ER図(Entity Relationship Diagram)やDFD(Data Flow Diagram)などUML以外のモデルをサポートするシステム設計支援ツールに進化している。2008年6月末にリリースされたばかりの新バージョン「JUDE/Professional 5.3」の魅力をひも解いていこう。
ソフトウェア開発におけるモデリングの重要性は既に広く認識されており、モデリング言語としてデファクトスタンダードであるUMLを用いたモデリングツールが複数のベンダーから発売され、広く利用されている。
現在発売されているモデリングツールの傾向は、大きく2つの方向性に分かれている。1つはモデルからコードを生成するモデル駆動開発(MDD:Model Driven Development)をサポートし、厳密なUMLモデルを作成する機能に注力する製品。もう1つは、UMLを開発者同士、顧客と開発者など「人と人」のコミュニケーションツールととらえ、モデルの表現力やモデル作成の容易さに注力する製品だ。今回紹介するJUDE(開発元:チェンジビジョン)は明確に後者の方向性を志向した製品といえる。
他製品と比較してJUDEが持つ特徴的な機能を紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。
「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。
代理店にもAIにも「丸投げ」はダメ 成果報酬型マーケティングを成功させるポイントは?
「成果報酬型マーケティング」を実現する上でインターネット広告業界が直面する課題とは...