2007年06月13日 00時00分 公開
特集/連載

【Q&A】テストケースを設計する方法Ask The Expert

質問:テストケースを設計する際、どのような点を注意すべきでしょうか?

[Karen N. Johnson,TechTarget]

 設計に当たっては、実用的で再利用可能なテストケースの作成を目指すことが大切だ。設計プロセスに役立つアイデアを以下にまとめたので参考にしていただきたい。

 最初に考えなければならないのは、利用者のことである。誰がテストケースを読み、それを使用するのかということだ。テストケースの利用者が新米テスターなのか、経験豊富なテスターなのか、それともオフショア(海外)アウトソーサーのテスターなのかによって、テストケースのデザインは異なる。

 新米テスターやオフショアテスターが各テストケースで必要な「すべての情報」を提供するようなテストケースを作成するのであれば、テストケースはかなり詳細なものにする必要がある。テストケースの目的は明確に示さなければならない。テストデータをテストケースに添付してもよい。テストデータを含めるのであれば、テストデータは「指定通りに」使用しなければならないのか、それともサンプルとして添付してあるだけなのかを明記する必要がある。

 テストデータはテストで非常に重要な部分である。テストケースに書き込まれたテストデータが、使用するデータタイプのサンプルであり、テスターが創造性を発揮して、ほかのテストデータを使用しても構わないのであれば、テストケースにその旨を明記しなければならない。場合によっては、定義されたすべてのテストケースについてその旨を明記し、テストチームに周知徹底する必要があるだろう。

 具体的な例を見てみよう。同一の認証情報を使って2つのユーザーアカウントを作成できないことを示すためのテストケースを設計する場合を考える。筆者がテスターであれば、このテストケースの目的として記載された要件に違反するための手段を思いつく限り試そうとするだろう。例えば、1つのアカウントを作成し、それをいったん無効にした上で、同じ認証情報を使って別のアカウントを作成し、その後で、最初のアカウントを再び有効にするといった具合だ。

 この例とは対照的に、ジョー・スミスという名前のユーザーアカウントを作成し、そのアカウントが作成されたことを確認した上で、ジョー・スミスという名前で別のアカウントの作成を試みよというテストケースの具体的な指示に従うという方法もある。

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