商品をいかに効率的に仕入れ(もしくは製造し)流通させるか。特にグローバル展開を考える小売業では、流通経路全体の最適化は急務といえる。本連載では「SCMで何ができるか」「どのようにSCMを構築するか」を考える。
グローバル展開を見据えた小売業のSCM【第1回】
消費者に何を・いくらで・どのタイミングで提供するか。小売業者が競争を勝ち抜くためのSCM構築は、マーチャンダイジング(MD)との連携が必要だ。すなわち、SCMの計画と実績管理は顧客ニーズの把握から始まる。
グローバル展開を見据えた小売業のSCM【第2回】
小売業がグローバル展開を行う際には、拠点配置、在庫配置、輸配送ネットワークを同時に考えていく必要がある。そのため、物流コストと在庫を最適化するためには外部連携の利用を積極的に考えていくことが重要だ。
グローバル展開を見据えた小売業のSCM【最終回】
単なる業務効率改善のためのシステム導入という考え方は完全に過去のものとなった。連載の最終回では、企業戦略を下支えし、変化に敏感な企業を作るためのSCMシステムを考える。