丸紅情報システムズ、VMwareベースの仮想化インフラ構築パッケージを販売開始NEWS

丸紅情報システムズは、仮想化でITシステム基盤構築をする際に必要なシステムをパッケージ化した「エムヴイピー」の販売を開始する。

2010年01月20日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 丸紅情報システムズ(以下、MSYS)は1月18日、仮想化でITシステム基盤構築をする際に必要なシステムをパッケージ化した「エムヴイピー」(MVP:MSYS Virtualization Package)の販売を開始する。

 エムヴイピーは、仮想化ソフトウェア、サーバストレージを基本パッケージとして提供し、効率的な仮想化環境を構築目指す仮想化インフラパッケージだ。

 仮想化ソフトウェアはヴイエムウェアの「VMware ESX」、VMware管理ソフトウェアは「VMware vCenter」、サーバは日本ヒューレット・パッカードのラックマウント型サーバシステム「DL360G6」、ストレージはネットアップのストレージシステム「FAS2020A」で構成する。組み合わせの動作については、事前にMSYSで検証済みだ。

画像 エムヴイピー 基本パッケージ システムイメージ

 MSYSによると、エムヴイピーを活用することで、仮想化環境の情報システム構築に最適なハードウェアおよびソフトウェアの選定や事前の動作検証が不要になるため、短期間で構築が可能になるという。

 またエムヴイピーでは、運用において需要の高いデータのバックアップシステム、監視システム、MSYSの自社データセンターを活用した各種クラウドサービスもメニュー化し、オプションとして提供する。

 エムヴイピーの価格は、700万円(税別)から。MSYSは、販売開始から1年間で5億円の売り上げを見込む。

関連ホワイトペーパー

仮想化 | サーバ | ストレージ | VMware | データセンター


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...