丸紅情報システムズは、仮想化でITシステム基盤構築をする際に必要なシステムをパッケージ化した「エムヴイピー」の販売を開始する。
丸紅情報システムズ(以下、MSYS)は1月18日、仮想化でITシステム基盤構築をする際に必要なシステムをパッケージ化した「エムヴイピー」(MVP:MSYS Virtualization Package)の販売を開始する。
エムヴイピーは、仮想化ソフトウェア、サーバ、ストレージを基本パッケージとして提供し、効率的な仮想化環境を構築目指す仮想化インフラパッケージだ。
仮想化ソフトウェアはヴイエムウェアの「VMware ESX」、VMware管理ソフトウェアは「VMware vCenter」、サーバは日本ヒューレット・パッカードのラックマウント型サーバシステム「DL360G6」、ストレージはネットアップのストレージシステム「FAS2020A」で構成する。組み合わせの動作については、事前にMSYSで検証済みだ。
MSYSによると、エムヴイピーを活用することで、仮想化環境の情報システム構築に最適なハードウェアおよびソフトウェアの選定や事前の動作検証が不要になるため、短期間で構築が可能になるという。
またエムヴイピーでは、運用において需要の高いデータのバックアップシステム、監視システム、MSYSの自社データセンターを活用した各種クラウドサービスもメニュー化し、オプションとして提供する。
エムヴイピーの価格は、700万円(税別)から。MSYSは、販売開始から1年間で5億円の売り上げを見込む。
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