EC事業のバックヤード業務をアウトソーシングするクラウドサービス「ODEC」は、EC事業者の業務やシステムを再整理し、2、3割のコスト削減を見込む。
物流アウトソーシングのプラウドとセキュア通信プラットフォームベンダーのエリアビイジャパンは3月25日、EC事業のバックヤード業務をアウトソーシングするクラウドサービス「ODEC(On Demand EC Cloud、オデック)」で業務提携した。オデックは、EC事業の立ち上げやEC事業の拡大成長を目指す中堅小売業者を対象にしたサービス。プラウドを通じて4月1日から提供される。
ODECは、プラウドで実績のあるフルフィルメント(※)と、エリアビイのセキュアなIT基盤が融合した、小売事業者が運営するECサイトのバックヤード業務を支援するサービス。EC事業の運営に求められる、ECサイト構築、決済機能、物流機能、販促機能、システム基盤をサービスコンポーネントとして提供する。オンデマンド型の料金体系で物流業務の最適化を図りながらオペレーションコストを削減する。
※商品の注文から発送までの管理運営業務のこと。
EC事業では、注文を受けるECサイトの魅力向上だけでなく、在庫保管、輸配送といった物流業務や顧客情報を扱うシステム基盤を効率よく安全に運営することが求められる。特に、拡大成長過程にある小売事業者では、取扱商品量の増加や複数の販売サイトでの受注に対応するため、物流業務や業務オペレーション、システム構築を継ぎはぎで対応しているケースが多く、バックヤードの仕組みの複雑化が業務負担やコスト負担の増加を引き起こしているという。同サービスでは、こうした課題を抱える成長拡大期の小売業者に対し、倉庫管理や複雑な物流業務、システム構成の見直しを図り、ベースコスト削減を支援する。
EC事業の本格的な立上げを検討する小売事業者に対しては初期費用の最小化、既にEC事業を展開する事業者に対しては業務やシステムの再整理による2、3割のコスト削減を見込む。
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