2010年05月12日 08時00分 公開
特集/連載

デスクトップ仮想化がもたらす柔軟で堅固なIT基盤デスクトップ仮想化って何?(前編)

2010年が元年といわれるほど注目されているデスクトップ仮想化。かつて期待されたシンクライアントやサーバベースコンピューティングとは何が異なるのか。

[富永康信,ロビンソン]

デスクトップ仮想化がワークスタイルを変える

 即断即決が求められる現代のビジネスシーンで、これまでのようにPCの持ち出しを禁止したり自宅や外出先から会社のネットワークへのアクセスを制限したりしていては競争に打ち勝っていくのは難しい。いつでも、どこにいても安全で快適に利用できるITインフラを用意することが、社員に対する企業の責務となりつつある。

 それを容易に実現できる手段として、デスクトップ仮想化(仮想デスクトップ技術)に注目が集まっている。

 デスクトップの仮想化とは、各ユーザーに分散していたデスクトップPC内のOSやデータ、アプリケーションのすべてをサーバやデータセンターに集約し、仮想デスクトップとしてPCやスマートフォンなどさまざまな端末からリモートアクセスできるようにする技術のこと。OSやアプリケーションが入っていなくてもユーザーは普段使っている端末をそのまま使用でき、WindowsやMac、Linux環境でも従来通りのアプリケーションが利用できることがポイントだ。一方、管理者にとっては、わざわざ専用端末を用意する必要はなく、重要なデータを集中管理することで、OSやアプリケーションのメンテナンス、印刷やコピーの制御などセキュリティ対策も一括でできるのが大きなメリットとなる。

関連ホワイトペーパー

仮想化 | Windows 7 | シンクライアント | VMware


ITmedia マーケティング新着記事

news150.jpg

「新しい出会いや人とのつながりを大切に感じるようになった」人が7割――Sansan調査
新型コロナウイルスの影響で、これまでのように気軽に出会えないことが、ビジネスパーソ...

news050.jpg

TableauにSalesforce Einstein Analyticsが完全統合してこれから変わること
セールスフォース・ドットコムとTableau Softwareは両社の製品統合の詳細について、いよ...

news174.jpg

Cookieによるユーザー行動分析を日常的に実施する広告宣伝担当者が10.5%減――サイカ調査
企業の広告宣伝担当者290人に聞いた「Cookie等を用いたユーザー行動分析の利用実態調査」...