クラウド関連パートナーを巧みに取り込むIBMの中堅市場戦略言葉だけではないIBMの本気度

IBMが従業員数1000人以下の中堅市場でのシェア拡大を目指し、ビジネス分析およびクラウドコンピューティング関連のパートナー向けインセンティブを発表した。

2011年02月24日 11時00分 公開
[Barbara Darrow,TechTarget]

 米IBMは、中堅市場のITプロバイダーとして覇者の座に就くことを渇望しており、もう何年もそのことについて語っている。

 そのための模索は、2011年2月15日に米国オーランドで開催されたIBM PartnerWorld Leadership Conference 2011でも見られた。同カンファレンスにおいてIBMは、中堅市場でのIBMのハードウェア、ソフトウェア、サービスのシェア拡大を図る目的で、ビジネス分析およびクラウドコンピューティング関連のパートナー向けインセンティブを発表したのだ。

 しかし、従業員数が1000人以下の企業がIBMにどれほどなびいているかは不明だ。IBMは市場セグメントごとに収支を計上していない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news066.jpg

トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...

news043.jpg

AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。