コネクトワンは、サーバソフト「ConnectONE」にiOS/Android端末のアプリ追加やSDカード利用を禁止するなどの機能を追加した。
コネクトワンは2月24日、提供するゲートウェイサーバソフト「ConnectONE」の新機能として、iOS/Android端末のセキュリティを強化する「ConnectONE iOS Device Manager/Android Device Manager」を発表した。3月末からの提供を予定している。
ConnectONEは、PCや携帯電話、iOS/Android端末などの各種デバイスに専用のクライアントソフト(アプリケーション)をインストールすることで、それらデバイスへのデータ保存を防止しながら、社内のファイルサーバ、Webコンテンツ、Exchange Server、Notes/Domino、POP/SMTPサーバへのアクセスを可能とする製品。各デバイスはWebベースの仮想シンクライアントとして動作するため、データ保存のほか、画面キャプチャー、印刷、コピー&ペーストを禁止できる。
iPhone、iPad向けのセキュリティ製品選定に役立つ3つのホワイトペーパー
なぜこんなに便利なiPadやGalaxyが企業に採用されないのか。
iPhone/iPad/Android端末導入でシステム管理者が知っておくべき48項目
新機能が追加されたことで、管理者は、これまで可能としていた画面キャプチャーの保存禁止に加え、iOS/Android端末からの情報漏えいにつながるような各種操作を禁止できるようになった。
具体的には、iOS端末は「パスコードの義務化とパスコードポリシーの設定」「アプリケーションのインストール禁止」「カメラの使用禁止」「YouTubeとiTunes Music Storeの使用禁止」「Safariの使用禁止」。Android端末は「リモートロック/リモートワイプ」「起動パスワードの義務化とパスワードポリシーの設定」「指定アプリケーションの自動インストール」「カメラと外部SDカード使用の禁止」である。
ConnectONEのこれら機能を利用するには、iOS/Android端末にConnectONE接続用の専用アプリ「ConnectONE Browser」をインストールする必要がある。また、Android端末については、AXSEEDが開発したSPPM(Smart Phone Policy Manager)モジュールも利用することで、上記機能を実現している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。
「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。
代理店にもAIにも「丸投げ」はダメ 成果報酬型マーケティングを成功させるポイントは?
「成果報酬型マーケティング」を実現する上でインターネット広告業界が直面する課題とは...