IPv6への移行は、なぜ厄介なのか移行のポイントを説明

企業のネットワークの管理者にとってIPv6への移行は優先課題である。IPv6への移行を適切に行うためのステップを解説する。

2011年07月08日 09時00分 公開
[Tessa Parmenter,TechTarget]

 IPv6への移行方法を学ぶことは、全ての企業の優先課題となっている。それは当然のことだとARIN(American Registry for Internet Numbers)のジョン・カラン代表兼CEOは語る。「無線ネットワークや大規模アクセスネットワークを拡張している場合や、クラウドコンピューティングに取り組んでいる場合、IPv4アドレスの枯渇に注意する必要があるからだ」。ARINは、北米におけるIPアドレスの割り当てを行う地域インターネットレジストリだ。

 インターネットの各種リソースを全世界的に調整するICANNのIANA(Internet Assigned Numbers Authority)におけるIPv4アドレス在庫が2011年2月に枯渇したことで、5月に開催されたInterop Las Vegas 2011の「How do we finally get to IPv6?」(待ったなしのIPv6への移行、どう進めるか)というセッションは、多くのITエンジニアを集めて盛況だった。パネリスト兼モデレーターを務めたカラン氏は聴衆に、この次世代インターネットプロトコルへの移行準備の方法をアドバイスした。

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