従来の1Uラックサーバと比べて4倍の高密度を実現し、冷却効率を高め電力消費を低減する技術を採用している。
デルは8月24日、高密度・省電力性を強化した新サーバ製品「Dell PowerEdge C5220 マイクロサーバ」の出荷を開始した。クラウド環境におけるWebホスティングやコンテンツ配信ネットワーク(CDN)などの用途に適しているという。
PowerEdge C5220 マイクロサーバは、3Uのラックマウントシャーシ「PowerEdge C5000」に最大12台のサーバを搭載可能。個々のサーバは独立しており、ホットプラグでのメンテナンスが実施できる。同社によると、従来1Uラックサーバを使用する場合と比べて4倍の高密度を実現したという。また、国内のデータセンターでは3kVAなど限られた電源容量のラックを使用していることが多いため、物理的にサーバを高密度で設置することでコスト効果をより高めることができるとしている。
さらに、ラックの冷却技術「Hot Aisle Containment」を採用。排気通路に当たるホットアイルを密封し、専用のスペースへと循環させる仕組みによって、冷却効率を高めている。PowerEdge C5220 マイクロサーバの販売価格は、111万4050円から(最小構成の場合、税込)。
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