ファイバーチャネルをお勧めできない4つの理由ファイバーチャネル対イーサネット

近年、ストレージネットワーク分野では、帯域幅を拡大し各種プロトコルにも対応するイーサネットが優勢だ。これまでファイバーチャネルに対して投資をしてきた企業にぜひ聞いてほしいことがある。

2011年12月21日 09時00分 公開
[Greg Shields,TechTarget]

 最近、新しく仮想データセンターインフラを選ぶITアーキテクトは、共有ストレージ接続にファイバーチャネル(FC)とイーサネットのどちらを使うかで悩むようになった。既にFCのインフラを構築済みであっても、将来の投資のためにはイーサネットを選ばざるを得ない理由が幾つかあるからだ。

 確かに、FCも黙って引き下がるわけではない。多くの企業はまだ、これまでのFCへの莫大な投資を無駄にするようなことはしたくないはずだ。だがイーサネットは帯域幅を年々拡大し、ストレージやネットワーキングの各種プロトコルにも対応しており、今日優勢なのはイーサネットだ。

 まだ方針を決めかねている担当者に、FCをお勧めしない理由として以下の4点を紹介する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news070.jpg

CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...

news214.jpg

トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。

news129.jpg

「ドメインリスト貸し」は何がマズい? サイトの評判の不正使用について解説
「サイトの評判の不正使用」について理解し、正しい対策が取れるにしましょう。