ファイバーチャネルをお勧めできない4つの理由ファイバーチャネル対イーサネット

近年、ストレージネットワーク分野では、帯域幅を拡大し各種プロトコルにも対応するイーサネットが優勢だ。これまでファイバーチャネルに対して投資をしてきた企業にぜひ聞いてほしいことがある。

2011年12月21日 09時00分 公開
[Greg Shields,TechTarget]

 最近、新しく仮想データセンターインフラを選ぶITアーキテクトは、共有ストレージ接続にファイバーチャネル(FC)とイーサネットのどちらを使うかで悩むようになった。既にFCのインフラを構築済みであっても、将来の投資のためにはイーサネットを選ばざるを得ない理由が幾つかあるからだ。

 確かに、FCも黙って引き下がるわけではない。多くの企業はまだ、これまでのFCへの莫大な投資を無駄にするようなことはしたくないはずだ。だがイーサネットは帯域幅を年々拡大し、ストレージやネットワーキングの各種プロトコルにも対応しており、今日優勢なのはイーサネットだ。

 まだ方針を決めかねている担当者に、FCをお勧めしない理由として以下の4点を紹介する。

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