いちよし証券がDWH専用データベースを採用した5つの理由NEWS

高速なデータ分析処理という観点で、処理性能やメンテナンス、運用コストなどを考慮してDWH構築に適したデータベースを比較。その結果、DWH専用データベースの採用を決めた。

2014年04月22日 20時00分 公開
[福山忠秀,TechTargetジャパン]

 いちよし証券は、新しい商品/顧客データ分析用データウェアハウス(DWH)基盤新にDWH専用データベース「InfiniDB」を採用することを決めた。提供元のアシストが2014年4月22日に発表した。

 いちよし証券では、約6000万件の取引データや40万件の顧客データなどを、戦略的な商品やサービスの開発、販売推進などに役立てるために、早くからDWHを導入してデータの分析/活用に力を入れていた。しかし、既存のRDBMSでは、半年分のデータだけでも検索処理に時間がかかっていた。性能改善のために行った処理でも期待した結果には至らず、かえって開発や運用のコストが増大してしまうという事象が起きていた。さらに、将来的にますますデータ量が増加し、それに伴うシステム拡張が求められることから、抜本的な改善を必要としていた。

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