ゲーム業界で仮想現実ヘッドセットへの注目が高まっている。その中心にいるのは米Oculus VR。同社の「Oculus Rift」はITに何をもたらすのか。新製品を検証した。
ゲーム業界において米Oculus VR(以下、Oculus)のバーチャルリアリティ(VR:仮想現実)ヘッドセット「Oculus Rift」ほど心をくすぐるものはないだろう。米Kickstarterの夢だったOculus Riftは米Facebookに買収され、開発者、ライター、ゲーマーらを魅了している。この可能性を秘めた製品は、テクノロジーがきれいに詰まった単なる箱ではなく、ビデオゲームのまったく新しいメディアが収められている。FacebookはOculus Riftの将来性に大規模な投資をしており、Oculus Riftは今後数年のうちにさまざまな文化に影響を及ぼすかもしれない。
しかし、まずは動かなければ意味がない。Oculus Riftはまだ一般販売されていないが、2012年に初期バージョンが登場して以来、その勢いはとどまる気配がない。最初はインパクトがあるもののゲームをプレイすると気分が悪くなる黒い箱だった。だが、薄くて高スペックで高解像度の没入型マシンへと進化を遂げている。その間に、バーチャルリアリティはゲーム業界の一大ムーブメントとなり、Oculus Riftはその一端を担った。今やインディーズの個人スタジオからソニーのような大企業までがVR市場に参入している。VRは現実のものになりつつある。
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