OpenSSLの脆弱性を利用する「Heartbleed」の新たな攻撃手口が発見された。この手法を利用すれば企業の無線LANが無防備な状態になり、接続したデバイスが攻撃の対象になる恐れがあるという。
2014年4月に発覚したHeartbleedは、OpenSSLの暗号化ライブラリに含まれる重大な脆弱性だ。この問題を抱えたクライアントあるいはサーバが攻撃を受けると、最大64Kバイトのメモリが危険に晒され、X.509証明書用の暗号鍵や認証証明など、オープンソースの暗号化技術であるOpenSSLによって保護された情報が盗まれる恐れがある。
この脆弱性は、TLS(Transport Layer Security)の「heartbeat」拡張の処理で境界チェックが欠如していることに起因するもので、TCP接続上でTLSハンドシェイクが行われた後にのみ攻撃を受ける可能性があると考えられていた。だが、ポルトガルに本社を置く情報セキュリティコンサルティング企業Sysvalueの研究者ルイス・グランゲイア氏は、OpenSSLの脆弱性を悪用する新たな手法を発見した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...
AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。