元米陸軍大佐の“セキュリティブートキャンプ” サイバー防衛力を鍛えるには100%の自己防衛は不可能と警告

米軍のサイバー防衛戦略は企業の情報保護対策にどう活用できるのか。元米陸軍大佐で、現在はセキュリティベンダーで最高セキュリティ責任者(CSO)を務める専門家に話を聞いた。

2014年07月22日 08時00分 公開
[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 セキュリティに特化したクラウドサービス事業者の米FireHostはこのほど、ジェフ・シリング氏を最高セキュリティ責任者(CSO)に迎えた。シリング氏は元米陸軍大佐で、国防総省 グローバルネットワークオペレーション本部 グローバルセキュリティオペレーション センター長、陸軍サイバー司令部 グローバルセキュリティオペレーション センター長を歴任。2012年に陸軍を引退した後は、米Dell SecureWorksのグローバルインシデント対応事業部長に就任した。FireHostに加わるに当たり、シリング氏が陸軍で学んだサイバー防衛に関する教訓を、企業の情報保護対策にどう活用するかについて話を聞いた。

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