監視活動「PRISM」を暴露したPowerPoint資料に書かれていたことNSAスキャンダルから企業が得られる教訓

IT部門は、自社のプライバシーポリシーや情報セキュリティシステム、取引先企業、サービス品質保証契約などにあらためて目を向ける必要があると専門家は指摘する。

2013年07月09日 08時00分 公開
[James Furbush,TechTarget]

 米国家安全保障局(NSA)がさまざまなIT企業から大量のユーザー情報を収集していたことが発覚した。これをきっかけとして多くのIT専門職が、ユーザーポリシーと情報プライバシー戦略について再考を迫られている。

 NSAによる監視活動のニュースを巡っては、多くの関係者が情報プライバシー侵害を懸念する一方で、企業のIT部門がモバイルコンピューティング計画や企業のファイアウォール越しにデータをクラウドへと移す計画を変更するまでには至っていない。それでもIT部門は、自社のプライバシーポリシーや情報セキュリティシステム、取引先企業、サービス品質保証契約などにあらためて目を向ける必要があると、米ITコンサルタントMetroStar Systemsのモバイルプラクティスディレクター、マット・ラウダーバック氏は指摘する。

ITmedia マーケティング新着記事

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news090.jpg

GoogleがZ世代のローカル検索でInstagramやTikTokに敗北 なぜこうなった? これからどうなる?
Googleは依然として人気の検索サイトだが、ことZ世代のローカル検索に関しては、Instagra...

news056.png

DE&Iに関する実態調査 「公平」と「平等」の違いについて認知度は2割未満
NTTデータ経営研究所がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと共同で実施...