2014年12月23日 09時00分 公開
特集/連載

映画流出より怖い? ソニー・ピクチャーズの「社内データ削除」はこうして起きたマルウェアがHDDの全データを上書き

米Sony Pictures Entertainmentを狙ったサイバー攻撃では、HDDのデータを消去するマルウェアが利用されたという。具体的にどのようなマルウェアだったのだろうか。

[Brandan Blevins,TechTarget]

 米連邦捜査局(FBI)は、データ消去マルウェアを使ったサイバー攻撃を仕掛けられる恐れがあると、米国企業に警戒を呼び掛けた。米通信社Reutersの報道によると、FBIが出した5ページの「速報」警告は、ソニー傘下の米Sony Pictures Entertainment(SPE)に対して使われたのと同じマルウェアについて記されていた。

 SPEに対する攻撃では、未公開の映画や財務情報、メール、制作中の映画の配役情報などが流出した。流出した映画のうち、米国で2014年12月25日(現地時間)に公開予定だった「The Interview」は、北朝鮮の最高指導者、金 正恩氏の暗殺計画を描いている。このため北朝鮮のハッカーが関与している可能性があるとの臆測が浮上した(FBIは同月19日、SPEに対するサイバー攻撃で北朝鮮の関与を断定した)。

SPEを狙ったマルウェアの仕組み

ITmedia マーケティング新着記事

news101.jpg

「日本企業的DX」の神髄(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...

news024.jpg

CEOと従業員の給与差「299倍」をどう考える?
今回は、米国の労働事情における想像を超える格差について取り上げます。

news153.jpg

日立ソリューションズが仮想イベントプラットフォームを提供開始
セミナーやショールームなどを仮想空間上に構築。