米Sony Pictures Entertainmentを狙ったサイバー攻撃では、HDDのデータを消去するマルウェアが利用されたという。具体的にどのようなマルウェアだったのだろうか。
米連邦捜査局(FBI)は、データ消去マルウェアを使ったサイバー攻撃を仕掛けられる恐れがあると、米国企業に警戒を呼び掛けた。米通信社Reutersの報道によると、FBIが出した5ページの「速報」警告は、ソニー傘下の米Sony Pictures Entertainment(SPE)に対して使われたのと同じマルウェアについて記されていた。
SPEに対する攻撃では、未公開の映画や財務情報、メール、制作中の映画の配役情報などが流出した。流出した映画のうち、米国で2014年12月25日(現地時間)に公開予定だった「The Interview」は、北朝鮮の最高指導者、金 正恩氏の暗殺計画を描いている。このため北朝鮮のハッカーが関与している可能性があるとの臆測が浮上した(FBIは同月19日、SPEに対するサイバー攻撃で北朝鮮の関与を断定した)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
YouTube広告の実店舗売り上げへの貢献を計測 インテージが「Sales Impact Scope」を提供開始
インテージがYouTube出稿による小売店販売への広告効果を計測するサービスを提供開始した...
2025年のデジタル広告業界の展望 日本のマーケターの優先メディアと課題は?
IASは、2025年におけるデジタル広告業界の主要なトレンドについて掘り下げたレポート「Th...
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年1月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。