タブレットメーカー“ビッグ5” 決算が示す次の製品戦略Apple、Samsung、Amazon.comなど

大手タブレットメーカー5社は第3四半期(2017年7〜9月期)にタブレットの出荷台数を増やした。これは何を意味するのか。Apple、Samsung、Amazon.com、Huawei、Microsoftの動向を探る。

2017年11月19日 05時00分 公開
[Ed HardyTechTarget]
画像 《クリックで拡大》

 大手タブレットメーカーのほぼ全てが第3四半期(7〜9月期)に出荷台数を増やした。Apple、Amazon.com、Huaweiは前年同期比で2桁以上の伸び率を記録している。Lenovoもほぼ同様に伸びを示したが、Samsung Electronicsのみが対前年比減となった。

 市場調査会社IDCは、世界のタブレット出荷台数が減少していると指摘するが、実質的にはこの減少傾向はとりわけアジアの小規模タブレットメーカーで起きている。上位5社だけで計算すると、出荷台数は第2四半期の2410万台から2670万台に増加し、伸び率11%を記録している。

表 《クリックで拡大》

企業別業績

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...