Lenovoの「ThinkPad P」シリーズのノートPCは、他の「ThinkPad」シリーズとは一線を画すモバイルワークステーションだ。本稿でレビューする「ThinkPad P51」は、本稿執筆時点で発売されている15.6型ノートPCの中でも屈指の速さを誇る。Intelの「Xeon」プロセッサや最大64GBのECCメモリなど、サーバ向けハードウェアも搭載できる。NVIDIA製のプロフェッショナル向けグラフィックスカード「Quadro」も内蔵し、組み込みディスプレイキャリブレーションセンサーまでオプションとして用意している。
ThinkPad P51にはほとんど不満がない。やや大きく重いが、このようなノートPCでは想定の範囲内だ。本稿のレビュー用に提供されたモデルは2471ドルと実に高額なのは間違いない。だが、2000ドル以下でも十分な機能を備えたモデルを構成することはできる。
ThinkPadのレビュー記事を書くときはいつも、TechTargetで公開済みの他のThinkPadレビュー記事から「構造とデザイン」セクションをコピーアンドペーストをしたい衝動に駆られる。もちろん、そのような行為に出たことはないが、その誘惑はいまだ消えていない。というのも、幾つもの部分が変わっていないように見えるからだ。ThinkPadでは、IBMが1992年に初代モデルを発表してから、デザイン構想全体がずっと受け継がれてきている。これは25年強に及ぶ。ThinkPad P51もそのデザインの傾向を引き継いでいるが、そろそろ変化を加えてもよいのではないだろうか。
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