徹底解説:SSDで評判の4つのフォームファクター 最適な利用方法は?形だけではなく接続方法、通信方式にも注目(2/2 ページ)

2018年08月09日 05時00分 公開
[Robert SheldonTechTarget]
前のページへ 1|2       

M.2

 mSATAが登場した数年後の2013年に「M.2」フォームファクターが誕生した。より小型のSSDで、mSATAドライブを上回るパフォーマンスを備える。データの保存量も多い。この新しいフォームファクターは“エムドットツー”と発音する。これは、SATAとPCIeのインタフェースコネクターに加えてUSB 3.0にも対応する。AHCIプロトコルまたはNon-Volatile Memory Express(NVMe)プロトコルのいずれかを利用できる。

 PCIeコネクターはSATAなどの古いテクノロジーよりも遅延が少なく、転送速度が向上している。PCIeではバスごとに専用の接続があるため、帯域幅を求めて競う必要がない。このインタフェースは物理的な占有面積も小さい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ 1|2       

ITmedia マーケティング新着記事

news128.jpg

米司法省がGoogleに「Chrome」売却要求 広告業界への影響は?
米司法省によるGoogleへのChrome売却要求は、リテールメディアネットワークに恩恵を与え...

news066.jpg

トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...

news043.jpg

AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...