SSDは「NVMe対応M.2 SSD」が次の標準 サーバ搭載で起きる大変革とは?サーバの形態が大きく変わる

「M.2」規格に対応したSSDがウルトラブックやタブレット端末で急速に普及しつつある。10TB以上の大容量やNVMe対応が進めば、サーバへの搭載も加速するかもしれない。

2017年08月02日 05時00分 公開
[Jim O'ReillyTechTarget]
ストレージの接続方式(参照:脱SAS&SATAへ、フラッシュ業界期待の通信規格「NVMe」の魅力と普及の壁)《クリックで拡大》

 SSDのフォームファクタはディスクの直径やモーターの厚みに制限されず、保護ケースの存在が制約となることもないので、従来のHDDとは異なるサイズや形状の実現を阻む要素はほとんどない。そのため業界は次世代フォームファクタ「M.2」対応のSSDを開発するようになった。M.2は基本的にはエッジコネクターを備えたカード型の小型のフォームファクタであり、以前は「Next Generation Form Factor」という、ある意味そのままの名称で呼ばれていた。

 M.2は「mSATA」の後継となるフォームファクタだ。mSATAよりもはるかに小さく、タブレット端末や小型コンピュータに適している。両面実装をサポートすべく一から設計されており、従来の片面実装のフォームファクタと比べて実装密度を大きく向上できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...