オブジェクトストレージへの移行はRAIDのみに関連しているわけではない。RAIDの基礎となるデータアーキテクチャのブロックストレージにも関連する。ブロックストレージでは、ファイルを個別のデータブロックに分割し、それぞれに固有のアドレスを割り当てる。このデータ構造が小さくなるほど、ストレージ管理システムは可能な限り効率が高い方法でデータブロックを保存できるようになる。
このストレージブロックにアクセスするため、サーバではファイバーチャネル(FC)、「Fibre Channel over Ethernet」(FCoE)、iSCSIなどの通信プロトコルが使用される。ブロック自体に構成情報(メタデータ)は含まれない。ストレージの割り当て方やデータの保存場所を決めるのはストレージ管理システムの役割になる。
ブロックストレージは主にSAN(Storage Area Network)構成で使用され、この構成にはRAIDアレイが含まれることが多い。ブロックストレージは広く導入され、理解が進んでいるテクノロジーだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...