2020年03月19日 05時00分 公開
特集/連載

人気アプリの偽物も? 国家規模の組織が関わるサイバー攻撃に注意2020年の新たな脅威【後編】

2020年のサイバーセキュリティにおける新たな脅威を取り上げる。2019年に観測された「TikTok」の“偽アプリ”などのスパイウェアに対し、国家レベルの組織が攻撃に関与しているという見方がある。何に注意すべきか。

[David Petersson,TechTarget]

 巧妙化するサイバー攻撃に対抗するためには、どのようなセキュリティ対策が必要だろうか。2019年に観測されたさまざまな脅威情報を基に、2020年に実施すべきセキュリティ対策を探る。

 悪意のあるWebサイトやモバイルアプリケーションを用いた脅威に注意が必要だ。こうした攻撃は何百万人もが利用するシステムやアプリケーションを標的にする。誰でも標的になり得るためメールによる攻撃ほど標的を絞り込むことはできず、影響が及ぶ人が多くなる恐れがある。それらの悪意のあるWebサイトやモバイルアプリケーションを悪質だと認識できる技術は既にある。だがこの脅威が本当に危険なのは、攻撃用ツールの開発に政府機関レベルの人材が携わっている可能性がある点だ。

「政府レベルの機関」が関与する攻撃

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