2020年07月21日 05時00分 公開
特集/連載

「レガシーVPN」と「クラウドVPN」の違いとは?「VPN」の誤解と現実【中編】

ハードウェアの導入を前提とする従来型のVPN製品に加えて、最近はソフトウェア形式のVPN製品やVPNのクラウドサービスが充実し始めている。何が違うのか。

[Michaela Goss,TechTarget]

 「VPN」(仮想プライベートネットワーク)がユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)を妨害すると信じている人がいる。この誤解は「レガシーVPN」の動作に由来する。レガシーVPNは、従業員のクライアントデバイスにインストールするソフトウェア「VPNクライアント」と、会社側に設置するハードウェア「VPNゲートウェイ」の間で、仮想的な通信路の「トンネル」を作成し、安全にデータを送受信できるようにする。

 ITコンサルタントのポール・カーバン氏は、レガシーVPNがUXを妨害すると考えられている要因として、スループット(実効的なデータ伝送速度)の低さやレイテンシ(遅延)を挙げる。こうした問題は、従業員の苦情が増える原因となる。

ソフトウェアVPNやクラウドVPNのメリット

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