Zoomなどの「Web会議」を録画してはいけない倫理的理由と法的理由Web会議の録画、便利で適切な使い方【中編】

Web会議の需要が高まる中、「Web会議の録画」を課題視する企業もある。記録の面で便利な録画だが、幾つかの理由で録画を避けなければならない場合もある。どのような理由か。

2021年07月30日 05時00分 公開
[Reda ChouffaniTechTarget]

関連キーワード

在宅勤務


 Zoom Video Communicationsの「Zoom」をはじめとするWeb会議サービスを利用する上で、企業が是非を検討する必要があるのが会議の録画だ。前編「Zoomなどの「Web会議」を録画したくなる“これだけの利点”」は、Web会議を録画することで企業やテレワーカーが得られる利点を紹介した。中編となる本稿は、Web会議の録画を避けた方がよい状況や、その理由を解説する。

 Web会議の録画には利点がある一方で、倫理的または特定の法的な理由により、録画を避けた方がよい場合もある。主な理由を2つ説明する。

理由1.倫理的理由

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news064.jpg

2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...

news070.jpg

CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...

news214.jpg

トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。