「Windows」搭載PCよりも「Mac」の方が安全だという“Mac安全神話”は、なぜ生まれたのか。両者の歴史を振り返りながら、その誕生の背景を探る。
「macOS」は「Windows」より安全だ――。そうした“安全神話”はもう崩れており、そもそも存在しなかった可能性すらある。どちらのOSも攻撃の的にされ、それぞれ「セキュリティの長所も短所もある」との認識が広まってきたからだ。結局のところ、セキュリティの確保はOSではなく、ユーザーの行動次第で成否が決まる。
デスクトップOSを狙う2大脅威といわれるのが「マルウェア」と「ソーシャルエンジニアリング」による攻撃だ。どちらもWindowsとmacOSの両方を標的にしており、macOSを搭載するAppleのクライアントデバイス「Mac」ユーザーも決して手をこまねいてはいけない。
マルウェアとは、デバイスを感染させるためのプログラムやファイルの総称だ。標的のPCに入り込んだ後、パスワードやクレジットカード番号を盗んだり、ユーザーの行動を監視したりすることを狙う。システム全体の障害を引き起こすマルウェアもある。
ソーシャルエンジニアリングとは、人をだまして不正侵入のためのIDやパスワードを獲得するなど、人の物理的・心理的な隙を突く行為を指す。例えば攻撃者が技術サポートエンジニアになりすましてユーザーから機密情報を引き出すのが、ソーシャルエンジニアリングのよくある手口だ。
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