「Windows」搭載PCよりも「Mac」の方が安全だという“Mac安全神話”は、なぜ生まれたのか。両者の歴史を振り返りながら、その誕生の背景を探る。
「macOS」は「Windows」より安全だ――。そうした“安全神話”はもう崩れており、そもそも存在しなかった可能性すらある。どちらのOSも攻撃の的にされ、それぞれ「セキュリティの長所も短所もある」との認識が広まってきたからだ。結局のところ、セキュリティの確保はOSではなく、ユーザーの行動次第で成否が決まる。
デスクトップOSを狙う2大脅威といわれるのが「マルウェア」と「ソーシャルエンジニアリング」による攻撃だ。どちらもWindowsとmacOSの両方を標的にしており、macOSを搭載するAppleのクライアントデバイス「Mac」ユーザーも決して手をこまねいてはいけない。
マルウェアとは、デバイスを感染させるためのプログラムやファイルの総称だ。標的のPCに入り込んだ後、パスワードやクレジットカード番号を盗んだり、ユーザーの行動を監視したりすることを狙う。システム全体の障害を引き起こすマルウェアもある。
ソーシャルエンジニアリングとは、人をだまして不正侵入のためのIDやパスワードを獲得するなど、人の物理的・心理的な隙を突く行為を指す。例えば攻撃者が技術サポートエンジニアになりすましてユーザーから機密情報を引き出すのが、ソーシャルエンジニアリングのよくある手口だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
データセンターにおいて、NGFWやマルウェア対策といったセキュリティ製品の導入は不可欠だが、選定を誤ると非効率な運用プロセスや高いコストに悩まされることとなる。5つの組織の例から、費用対効果の高い製品を見極めるコツを探る。
ダウンタイムが許されない基幹系システムやデータベースをクラウドに展開している場合、システムの障害対策をベンダー任せにすることは危険だ。本資料では、その理由を解説するとともに、クラウドの障害対策を実施する方法を紹介する。
エンドポイントがサイバー攻撃の対象となるケースも増えている今、企業にはどのような対策が必要なのか。2024年に実施された調査の結果を基に、3つの重大なリスク要因と、その解決策としてサイバーレジリエンスが重要な理由を解説する。
マルチクラウド化が進み、アプリケーションとインフラを効率的に保護する手法が求められる昨今。そこで注目したいのが、WAAP(Web Application and API Protection)とCNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)の活用だ。
標的型攻撃は主にメールで行われ、企業側が気を付けていても防ぎきれないケースがある。そのため、対策には検知・防御だけでなく、“攻撃を受けても情報が漏れない”仕組み作りが重要であり、各従業員のITリテラシー向上が不可欠だ。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。