「Apple TV」が“退屈な会議”を過去にする?「Apple TV」をビジネスでこそ生かす【中編】

「Apple TV」には、さまざまなビジネス用途がある。その一つが、“会議改革”だ。Apple TVを使えば、会議はどのように変わるのか。

2022年06月17日 05時00分 公開
[Dan JonesTechTarget]

 Appleのセットトップボックス(放送信号を変換して映像として視聴可能にする装置)「Apple TV」は、プライベートで楽しむ動画配信だけではなく、業務改善にも生かすことができる。ビジネスでのApple TVの具体的な用途を取り上げる。

会議で生きる「Apple TV」 そもそも何ができるのか?

 企業はApple TVを使い、会議室の大型ディスプレイで業務アプリケーションを実行したり、コンテンツを共有したりできる。Apple TVではストリーミング再生機能「AirPlay」が利用できる。AirPlayにより、企業はネットワークを介して他のデバイスからApple TVにコンテンツを送信することも可能だ。

 こうした用途は大企業に限らず、Apple TVとディスプレイさえ設置していれば、どの規模の企業でも実現できる。テレワークを実施している企業はAirPlayを使い、ディスプレイにテレワーク中の従業員を表示することが可能だ。同時にノートPCを使用してプレゼンテーション資料を共有することもできる。

 Apple TVのOS「tvOS」はモバイルデバイス管理(MDM)機能を備える。企業のIT管理者は、MDM機能でApple TVのシステムを制御可能だ。


 後編は、デジタルサイネージ(電子看板)としてのApple TVの使い方を紹介する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news046.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。