コーディング不要のIT職「ビジネスアナリスト」「テクニカルリクルーター」とは何をする職業なのかコーディングスキルがいらないIT職8選【第3回】

IT職の中には、コーディングスキルを必要としないものがある。その中の「ビジネスアナリスト」「テクニカルリクルーター」に関して、業務内容や必要なスキルを解説する。

2022年12月07日 08時15分 公開
[Carolyn HeinzeTechTarget]

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 コーディングスキル不問のIT職の役割や必須スキルを解説する本連載。第3回となる本稿は、そうしたIT職8つのうち5、6つ目を取り上げる。

IT職5.ビジネスアナリスト

 「ビジネスアナリスト」の主要な業務は以下の通りだ。

  • 自社の目標と、そこに到達する上での課題を理解する
  • 課題への理解を基にして、自社の目標達成にITを役立てる方法を提案する
  • マネジャー、経営幹部、エンドユーザーと定期的に顔を合わせて、プロジェクトの要件を定義する
  • 要件定義に基づいて、導入すべきソフトウェアとハードウェアを提案する

 優れたビジネスアナリストであるためには、

  • データ分析
  • 統計に基づいた報告書の作成
  • 会話、文面両方での円滑なコミュニケーション

といったスキルが欠かせない。自社のニーズに応じた最新技術について、常に最先端の情報に注意を払うことも重要だ。

IT職6.テクニカルリクルーター

 以下に「テクニカルリクルーター」が実施する業務を挙げる。

  • 事業部門のマネジャーや人事部門のリーダーと定期的に会って、自社のIT人材のニーズを確認する
  • 潜在的な求職者の人脈を開拓して、職務の空きを埋める
  • 応募者の技術スキルのレベルを見定めるために面接に参加する
  • 新入社員研修に関わる

 テクニカルリクルーターに求められるのは、以下の行動だ。

  • 顔を広げるために業界イベントに参加するなど、人脈を継続的に築き、活動する
  • 人材獲得に関する最新情報を入手して、人材獲得プロセスの効率を改善する人材調達ツールへの理解を深める
  • 労働者を引き付けるベストプラクティスに従う

 第4回は、7つ目と8つ目の職業を紹介する。

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