NEWS
ミラポイント、クアッドコアCPU搭載のメールアプライアンス新製品を発表
ミラポイントジャパンは同社のメールアプライアンス製品を一新、約30%の性能向上を果たしたほか、ストレージ容量を倍増させるなど大幅に機能拡張した。
メールセキュリティ対策専業ベンダーのミラポイントジャパンは1月28日、電子メールサーバとメールセキュリティの新製品を発表、同日より販売を開始した。従来モデルを一新し、ストレージ容量の拡張、セキュリティ処理性能の改善など大幅な機能向上を図った。
ミラポイントはこれまで、アプライアンス製品としてメールサーバ「Message Server」、アンチスパム/アンチウイルス対応メールゲートウェイ(MTA)「RazorGate」、メールアーカイバ「RazorSafe」といった、メールシステムの運用やセキュリティ対策に特化した製品を手掛けてきた。今回、OSのバージョンアップと同時にCPUやストレージを強化したMessage ServerとRazorGateの後継製品をそれぞれ3機種投入する。
具体的には、全モデルでCPUにクアッドコアのXeonプロセッサを採用。2Uサイズの上位機ではデュアル構成を可能にするなど大幅に性能を改善した。Message Server最上位モデルとなる「S6000」は、外部ストレージとして最大8TバイトのファイバーチャネルSAN(Storage Area Network)対応ディスクアレイをサポートし、n+1(9アクティブ対1スタンバイ)の冗長化構成が可能だ。「スパム、ウイルス対策だけでなく災害時のデータ復旧もメールセキュリティの一環」(同社)として、BCP(事業継続計画)の観点からストレージ機能を強化したのが特徴で、スナップショット技術の採用により、リアルタイムバックアップやユーザー単位のリストアを実現した。
またRazorGateでは、OSのアップデートによるエンジンの最適化やハードウェア性能の向上によって、アンチウイルス/アンチスパム処理時に配信可能なメール数が従来モデルより25~30%アップの1時間当たり24.8万通となった。
Message Serverの価格は、インターネットサービスプロバイダー(ISP)/教育機関、データセンター向けのS6000が960万9000円から、大企業向けの「M6000」「M600」が623万円および352万7000円から。従来モデルのM50については、中堅・中小企業向けとして継続販売される。RazorGateの価格は、同じくISP向け「RG6000」が623万円から、大企業向け「RG600」が352万7000円から、中堅・中小企業向け「RG160」が142万1000円から。なお、既存の「5」シリーズのユーザーは、保守契約を結んでいればOSのアップグレードは無償で行える。
同社は2008年の製品の強化プランとして、RazorGateでの送信ドメイン認証技術「SPF」やメールトラフィック制限への対応、Message ServerでのActive Directory連携機能の拡張、RazorSafeでのExchange連携やテープバックアップのサポートなどを予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
技術文書・技術解説
[アトラシアン株式会社] なぜAIを導入しても効果が出ない? 組織全体で使いこなすための仕組みとは -
製品資料
[プログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社] ネットワーク全体を見える化、フロー分析で実現する広域監視と迅速な異常検知 -
製品資料
[プログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社] SNMPより詳細で、パケット解析より簡単な「トラフィック可視化・分析」の方法 -
製品資料
[プログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社] 重要性を増す“侵入後の可視化” どのように実現すればよいのか? -
市場調査・トレンド
[クラウドストライク合同会社] 回避型攻撃が急速に拡大、連鎖する攻撃を防ぐためのアプローチとは?
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
2
半数がブルーカラー転向を視野に? ベテランエンジニアを追い込む“54歳の壁”
-
3
「Windows」の不要なファイルを安全に消して容量を空ける方法
-
4
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
5
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
6
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
7
Microsoft 365侵害企業の9割はMFA導入済み 1002人調査で見えた盲点
-
8
負の遺産ではない! 今こそメインフレームを再評価すべし
-
9
2分で作ったAIアプリのレビューに3日 ITリーダーが挙げるAI導入の隠れコスト
-
10
PHP脆弱性「PHP2Shell」で2260万件に影響 情シスの緊急チェックリスト
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
2
「IT史に名を残すシステム障害」8選
-
3
10G回線の真価をフルに享受するには? 導入前にチェックしたいポイント
-
4
SCS評価制度時代の「SASE選定」ガイド
-
5
顧客対応自動化の要点:RAGとデータ連携で“業務で使える生成AI”にする方法
-
6
マンガで解説:情シスの負担を減らす「MDRサービスのインシデント対応」の中身
-
7
ランサムウェア攻撃“究極の対策”はこれだ
-
8
有識者が語る、中堅中小企業に求められる最新のサイバーセキュリティ対策とは
-
9
「EDR」選定ガイド:比較・検討フェーズで整理すべきポイントを解説
-
10
なぜAIは組織で定着しないのか? 全社展開を阻む「3つの壁」と突破のヒント
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー