企業のIT部門向けに、社内システムの開発・変更案件管理の統制強化と管理業務の効率化を支援するパッケージ。
日立情報システムズは1月30日、システム開発・変更案件管理パッケージ「PROCESS Audit」の販売を開始した。本製品は、社内システムの開発・変更案件管理の統制強化と管理業務の効率化を支援するパッケージ製品。
中核となる「システム開発・変更案件管理」機能では、システム開発・変更時のプロセスをワークフロー化して依頼根拠と承認証跡を保存する。また、「リソース管理」機能と連携しプログラム入出庫実績の証跡を残すことで、IT統制で重要になるシステム開発・変更案件管理の可視化が可能になるという。
さらに、障害発生時における対策の途中状況と対策結果を可視化することで事故対応の進ちょくを管理できる「障害報告管理」機能や、IT部門が保有するサーバ資産の詳細情報とハード・OSなどの保守履歴を管理する「システム資産管理」機能も装備した。
同社はPROCESS Auditを内部統制ソリューションを構成するパッケージ製品と位置付け、2010年までに150社、10億円の売り上げを目指すとしている。
価格は250万円からで、出荷開始は2008年4月を予定している。
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