オラクルのPLMアプリケーション最新版、Oracle AppsとのSOA連携を強化NEWS

「Agile PLM 9.2.2.4」の提供を開始。「Oracle E-Business Suite」および「JD Edwards EnterpriseOne」とのSOAによるプロセス統合が可能になった。

2008年06月19日 17時09分 公開
[TechTargetジャパン]

 日本オラクルは6月19日、オラクルのPLM(Product Lifecycle Management)アプリケーションの最新版「Agile PLM 9.2.2.4」の提供を開始した。

 Agile PLMは、開発プロセス管理、関連部門のコラボレーション、統合BOM(Bills of Materials:部品表)管理を行うアプリケーション。最新版ではアプリケーション製品群「Oracle Applications」との連携や設計情報の可視化といった機能強化がなされている。

 Oracle Applicationsとの連携では、オラクルのアプリケーション統合基盤「アプリケーション統合アーキテクチャ」を活用することで、Agile PLMと「Oracle E-Business Suite」および「JD Edwards EnterpriseOne」とのSOA(サービス指向アーキテクチャ)によるプロセス統合が可能になった。Agile PLMの製品開発プロセスとOracle E-Business SuiteおよびJD Edwards EnterpriseOneの生産管理プロセスにおいて、それぞれの技術的連携を容易に実現するためのソフトウェアパッケージ「プロセス統合パック」(※)を順次提供していく。

(※)異種Oracle Applications間のSOAによる業務プロセス連携を可能にするためのソフトウェア。

 設計情報の可視化では、データ転送機能「Oracle Data Integrator」とリポーティング機能「Oracle Business Intelligence」を活用して、Agile PLMの製品開発プロセス情報を即時にダッシュボードとして可視化することが可能になった。製品開発プロセスにおける製品ユニットごとのコストや開発状況が一画面で閲覧できる。

関連ホワイトペーパー

Oracle(オラクル) | PLM | SOA | 開発プロセス | 生産管理


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

製品資料 パーソルクロステクノロジー株式会社

専門知識が要求される「機械設計」分野で、スムーズに人材を確保するには

人手不足が社会問題化しているが、専門の知識やスキルが求められる分野における人材確保はさらに厳しさを増している。「機械設計」もそのような人材確保困難分野の1つだ。解決策として、機械設計に特化した人材派遣サービスを紹介する。

市場調査・トレンド パーソルクロステクノロジー株式会社

求人倍率上昇の今こそ知りたい、「機械設計開発エンジニア」採用の基礎知識

人材不足が深刻化する中、専門性が要求される分野の人材確保はますます難しくなっている。「機械設計開発エンジニア」もその1つだ。募集に当たって、人事・採用担当者はどのようなポイントに注意すればよいのだろうか。

製品資料 One人事株式会社

人事労務システム刷新を課題解決の好機に、移行先の選定に必要な視点とは?

2027年にSAP ERP 6.0の標準サポートが終了するのと同様に、人事労務システムでもサポートが終了することから、移行先の選定が企業の悩みの種となっている。本資料では、自社にとって最適な選択肢を見つけるためのヒントを紹介する。

製品資料 One人事株式会社

人事のデータ活用が進まない理由、“システムの乱立”が招く落とし穴と回避策

人事労務のシステム化が進む一方で、導入サービスの増加により管理負担や転記作業の増加が課題となっている。そこで注目したいのが、労務、勤怠、給与などの各領域を単一データベースで統合し、人事業務全体の効率化を図れるサービスだ。

製品資料 株式会社日本能率協会マネジメントセンター

人材採用で増える動画選考、AI活用で見極めをどれだけ効率化できるのか

優秀な人材を採用するためには面接が欠かせないが、応募者のAI活用スキルも上がり、書類選考では見極めが難しい。また面接は実施数が多いと人事担当者の負担が大きくなる。そこで取り入れたいのが、動画での応募とAIを活用する方法だ。

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...