2009年11月24日 07時30分 UPDATE
特集/連載

ベンダーの言いなりにならないためにアプリケーションメンテナンス費用の賢い削減法

高額なアプリケーションメンテナンス料を求めてくるベンダー。予算が限られる企業が、リスクや余計な苦労を避けつつメンテナンスの費用を削減する3つの方法を紹介する。

[Linda Tucci,TechTarget]

 米市場調査会社Forrester Researchのアナリストらによると、大手ソフトウェアベンダー各社に対して、アプリケーションのメンテナンス価格の引き下げ圧力が強まっている。その背景には、景気悪化のせいで顧客が高額なメンテナンス料金への抵抗を示していることがある。ソフトウェアメンテナンス契約をキャンセルするケースもあるという。あなたの会社と契約しているソフトウェアベンダーがメンテナンス価格に関して柔軟な姿勢を見せないのであれば、そろそろ強気に出てもいいころかもしれない。

 経費節減を迫られているCIOたちは、ベンダーとのメンテナンス契約を解約するか、あるいは低価格のサードパーティープロバイダーに乗り換えてもよいと考えるようになってきた。ミッションクリティカルシステムも聖域ではない。SaaS(Software as a Service)などの新しいソフトウェア提供形態が登場したこともあり、メンテナンス料金に対するベンダー各社の従来の硬直的な姿勢は、過去の遺物になりつつある。

 アプリケーションのメンテナンスとサポートに関する限り、CIOたちがこれまでソフトウェアベンダーの言いなりになってきたのは周知の事実だ。大抵のベンダーはソフトウェアのアップグレードをサポート契約の中に含めているため、顧客がサードパーティーベンダーの安価なメンテナンスに乗り換えるのは難しい。また、大手ベンダーの多くは、使われていないソフトウェアや一部しか導入していないソフトウェア(いわゆる「シェルフウェア)に対してもメンテナンス料金の支払いを顧客に要求する。こういった余分なライセンスがあればライセンス価格の値引き幅の拡大を要求できる可能性があり、ベンダーとの交渉材料になる。

 ベンダーによるメンテナンスのコストを削減する方法として、Forresterのアナリスト、ダンカン・ジョーンズ氏は次のような作戦を紹介している。

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