2011年12月06日 09時00分 UPDATE
特集/連載

進化するサイバー攻撃、その対策を探る――Stuxnetの脅威を知る イランの核施設を狙い撃ちにした「Stuxnet」とは何者か

サイバー攻撃の対象は情報システムにとどまらない。攻撃者は攻撃の矛先を産業用機器にも向けつつある。本稿はイランの核施設を狙った「Stuxnet」の実態を解説する。

[Tomer Teller,Check Point Software Technologies]

 ある国が敵対国の物理的な資産を“ハッキング”する――こうしたサイバー戦争は決してフィクションではないことを顕著に示したのが「Stuxnet」だ。Stuxnetはイランのウラン濃縮計画の妨害を目的とした、極めて洗練されたサイバー攻撃である。ウラン濃縮作業に欠かせない遠心分離機の制御システムを攻撃し、ひそかに制御コードを書き換えて駆動装置にダメージを与えた。結果として、核兵器としての利用基準を満たすウランの製造を遅らせた。

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news011.jpg

今どきシニア、半数が帰省してくる子や孫の交通費を負担――あおぞら銀行調べ
あおぞら銀行は、55〜74歳の男女約2000人を対象に「シニアのリアル調査」を実施し、結果...

news040.jpg

AIが業務要件に合わせてテキスト解析、データセクションがサービス提供
データセクションは、顧客の抱える課題や要望に合わせてカスタマイズ可能なAIテキスト解...

news015.jpg

バーチャルYouTuberが半年で4000人以上に――ユーザーローカル調べ
ユーザーローカルはCyberVと協力し、バーチャルYouTuberの市場成長ついて分析しました。