2011年04月20日 10時00分 公開
ニュース

マカフィーがシーメンス製SCADAシステムのセキュリティ対策を発表NEWS

制御機器システムの脆(ぜい)弱性を突いたクラッキング対策が急がれるなか、マカフィーがシーメンスとの提携を発表、包括的な対策ソリューションを提供する。

[原田美穂,TechTarget]

 セキュリティベンダーのマカフィーは2011年4月13日(米国時間)、シーメンス産業オートメーション事業部との提携を発表、同社のアプリケーション制御ソリューション「McAfee Application Control(マカフィー アプリケーション コントロール)」で、シーメンス産業オートメーション事業部が提供する制御機器およびアプリケーションとの相互運用性が認定された。

 SCADAシステムに対する攻撃の可能性は既知の問題であり、クローズドの制御機器ネットワーク空間でも、USB機器などによるウイルス感染の可能性が指摘されていた。

 「Stuxnet」に代表される制御機器への攻撃は、当初シーメンス製SCADAシステムが標的となっていたことから特に対策が急がれていた。今回の提携により、SCADAシステム上でMcAfee Application Controlを使用、ホワイトリスト方式で許可するアプリケーションを絞り込むことで悪意あるアプリケーションの通信を排除する。従来、こうしたホワイトリスト設定は手動で個別に行われていたため、管理が煩雑であったが、McAfee Application Controlの導入により、対象機器の一括管理が可能になるという。また、制御機器と接続する端末に対しても別途「McAfee ePolicy Orchestrator」を使うことで一元的に管理できるようになるとしている。

 設備や制御機器が高度化するにつれ、情報セキュリティの重要性は高まっていくと考えられており、マカフィーではこれを皮切りに産業機器や社会インフラの制御機器などへのセキュリティソリューション提供を進めていくとしている。

関連ホワイトペーパー

McAfee(マカフィー) | セキュリティ対策 | PLC


ITmedia マーケティング新着記事

Yahoo!広告がLINE広告と連携 「LINE NEWS」面への配信を開始
ヤフーとLINENが広告事業で初めての連携。

news019.jpg

人はなぜFacebookを離脱したくなるのか? プライバシー懸念を上回る理由
さまざまな懸念もよそに拡大する巨大SNS。一方でそこからログアウトする人々は何を思うの...

news117.jpg

化粧品の二次流通市場規模は推計1555億円――メルカリとアイスタイル調査
二次流通市場購入者の40.1%が、使ったことがない化粧品を試すための“トライアル消費”...