2012年07月02日 09時00分 UPDATE
特集/連載

登場から10年、衰えないiSCSI SANのパフォーマンス(後)1GbEでも十分なスループットを提供するiSCSI SANの先進機能

ファイバーチャネルや10GbEを用意しなくても、iSCSI SANのストレージ連携機能はパフォーマンス、運用コストの両面で顧客ニーズを満たすことが可能だ。採用企業の声を紹介する。

[Sonia Lelii,TechTarget]

 iSCSI SAN(Storage Area Network)が登場してから10年になる。10ギガビットイーサネット(10GbE)の普及とイーサネットストレージの機能強化により、大企業市場での採用も増えている。前編「10GbEとサーバ仮想化の普及が追い風となったiSCSI SAN」に続き、iSCSI SANの導入事例を紹介する。

FC SANからの移行で導入・保守コストを削減

 ペンシルベニア州ステートカレッジの天気予報サービス会社AccuWeatherの技術ディレクター、クリストファー・パティ氏は2008年、DellがEqualLogicを買収した1カ月後に2基のPS5000アレイを導入した。AccuWeatherは、その後さらに4基のEqualLogicアレイを購入し、iSCSI SAN上におよそ50Tバイトの利用可能ストレージを持つ。

 AccuWeatherは個別のプロジェクト用に購入したEMC Clariion、HP EVA Fibre Channelアレイ、そしてNASシステムをEqualLogicに統合した。同社は現在、VMwareとSQL Serverクラスタ向けにPS5000XV SAS、PS5000E、PS6000E SATAアレイを持っている。AccuWeatherはSASアレイ上でSQL Serverを実行し、仮想マシンと低パフォーマンスアプリケーションをSATA上で利用している。

 パティ氏と同氏のチームは、EqualLogic上でストレージを管理、割り当てる方が簡単であることを知った。「われわれのストレージ管理者は同時にVMware管理者でもある。彼は何でも屋だ。われわれはストレージを素早く立ち上げ実行できる必要があった」

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news014.jpg

2016年夏のテレビ的「話題」と「問題」
リオ五輪で注目を集めた日本人選手、パラリンピック選手の競技環境、テレビが健康に及ぼ...

news083.jpg

マーケティングオートメーション「B→Dash」が「Sansan」「kintone」と連係開始
フロムスクラッチが開発・提供するマーケティングオートメーションプラットフォーム「B→...

news028.jpg

Act-on Softwareのマーケティングオートメーションを月額9万円で提供
MKTインターナショナルは、Act-on Softwareと販売パートナー契約を締結し、同社が提供す...