客の列が長いと簡単メニューばかりに? ファストフード店が実践する分析術データ分析の威力が分かる10事例

レジに設置したビデオカメラでドライブスルーに並ぶ客の列の長さを認識し、列が長い場合は、用意が簡単なメニューを自動で表示する。ファストフード店が実施しているデータ分析の活用術をはじめ、注目の事例を紹介する。

2013年11月22日 08時00分 公開
[Nicole Laskowski,TechTarget]

 米調査会社Gartnerのアナリスト、ダグ・レイニー氏は、ビッグデータのケーススタディ55例を55分のプレゼンテーションにまとめた。これを見れば、ビッグデータが具体的にどのように活用されているのかが分かる。「Gartner Symposium」においてレイニー氏は「これはシェークスピア全集のようなものだ。面白さという点では及ばないが、情報としての価値は高いと思う」と冗談めかして言った。

 このプレゼンテーションは、ビッグデータの“3つのV”の定義に関する上級者向け解説だといえる。ビッグデータを特徴付ける3つのVとは、「Variety(多様性)」「Velocity(速度)」「Volume(量)」である。この定義はレイニー氏が2001年に提唱したものだ。ちなみに同氏は、「インフォノミクス」という用語の生みの親でもある。

ITmedia マーケティング新着記事

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...